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台風30号海燕の事後に思うこと

11月8日、観測史上世界最大規模の台風Haiyen(漢字:海燕、比名:Yolanda)の被害が深刻だ。
超大型台風が、フィリピンを襲ってから、1週間。
死亡者数4,000人を超え、行方不明者未だに10,000人以上。
まだまだ被害が大きくなる可能性が高いです。

最も被害の大きかったTacloban City(タクロバン市)。
画像はNASAの創った、被害状況マップ。(赤い部分が被害を被った所)

タクロバンは、人口22万人余り、商業、観光、教育、文化、政治の東部ビサヤ地域の中心地で、
経済的に、フィリピンで最も急成長している都市のひとつです。
タクロバンの貧困発生率は約9%(国全体の貧困率は30%)で、フィリピンで最も豊かな地域と言われています。
古くは、Taklub(タクロッブ)という竹製の罠でカニやエビなどを捕っていた場所で、次第にこの場所をTakluban(タクルバン:竹製の罠を仕掛ける場所)と呼ぶようになり、市街が形成されていきました。
画像は被災前のタクロバン・スカイラインと呼ばれる中心街

高潮で打ち揚げられた大型漁船

救援物資を待つ人々


破れた水道管から水を汲む人々

未だに救援物資も全被災者に届くには至らず、街のあちこちで略奪、暴力、盗難が頻発しているようです。
当初商品が略奪されたVisayas Mallでは、今では「もってけ泥棒!」状態で、品物を配給しているそうです。

いろいろな方が、この惨事に対する支援が遅すぎるもっと早く出来ないのか、と意見を述べられています。
これ僕もそう思いますし、出来れば早急に支援の手を行き渡らせて欲しいと思います。

しかしながら、実情は今で精一杯。
支援に携わる人々は、精一杯やってるんです。
ところが、日本みたいに、
有事の際の支援、救援の対策と方法が決まっていないのです。
赤十字がイニシアチブをとるのか、ユニセフがとるのか、政府機関がとるのか、
はたまた民間機関がその役目を担うのか。
こんなことすら決まっていず、足並みもそろわず、
其々がバラバラに活動するから、一向に支援も救援も進みません。

日本は、本当に素晴らしい国です。
阪神の時も、東北の時も、その他の災害でも、
いつも体系的に、迅速に、そして確実に支援・救援が行われます。
何故なら、日本では平常時だと「杞憂」ではないのか?と思われるほどの、
対策が練られています。
そして、一つの災害が起こるたび、その対策に是正が加えられ、
さらに完成度の高い、対策が練られます。
だから、日本人が諸外国の、しかも後進国のこういった状態を見ると、
歯痒くてならないのです。

この日本の素晴らしいシステムを、
内政干渉にならない程度に、
なんとか後進国に反映する手立ては無いのでしょうか?

一日も早い復旧と、亡くなられた多くの方々の冥福を祈ります。

SM基金から募金のお願いです。
BDOかCHINABANKでDeposit slip(デポジットスリップ:入金用紙)に
Account Name(口座名義)とAccount(口座番号)と金額を記入し、
窓口で提出すれば、募金が出来ます。




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