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お金を貰っちゃいけません?

僕はコンサルタントをしています。

僕がここフィリピンで手がけているビジネスは大きく分けて4つあります。
貿易業・卸売業・小売業・コンサルタント業です。
そのコンサルタント業について、色々と誤解をされている方が多いようなので、敢えて反論してみたいと思います。

<ビジネス>

まず基本的なビジネス論になってしまいますが、ビジネスの目的はお金を得ることです。
逆に言えばお金を得ない事業は、ビジネスとは言いません。
そして多くの方が勘違いをしているのが特定非営利活動法人、すなわちNPO法人です。
NPO法人は、お金を得て活動します。
但しそれが営利目的であってはならない、というだけのことです。
言い換えれば事業の儲けが出たら、株主・役員や社員で分けないで、事業の拡大や発展のために使いなさい、という約束事がある法人なのです。
NPO法人の運営は、間違いなくビジネスです。

しかし僕の定義するビジネスとは若干異なります。
僕の中のビジネスの定義は「正当な報酬を得て、適正な税金を支払い、適正な儲けを得る為に行う事業」です。
正当な報酬を得ず、赤字決算をして税金を払わず、当然儲けも出ない、こんな会社はビジネスをしているとはいえません。
正当な報酬を得ないということは、社会に対しての責任を放棄しているということになります。

事業をし、ビジネスをするからには、税金という形でその利益の一部を社会に還元し、自らも利益を得て、その利益の一部で事業を拡大し、雇用を促進し、出来るだけ多くの人に給与という形で利益を分配していくことを目的とすべきです。
そういう意味でNPO法人は僕の中では準ビジネスに位置します。

<コンサルタント事業>

さてコンサルタント事業ですが、この事業の本質は自らの経験、知識、知恵を使い、価値のある情報を売ることです。
経験が少なければ、情報自体に価値はありません。
知識が浅ければ、情報に付加価値を付することが出来ません。
知恵がなければ、情報を価値のある物にすることが出来ません。

では価値のある情報とは何でしょう。
「21ペソのサンミゲールビール」で例えてみましょう。

Aさん「最近サンミゲールも高くなったね。30ペソだって。」
Bさん「1本21ペソのサンミゲール見たよ。」
Aさん「いつ?どこで?」

B1さん「3年前、角のサリサリで。」全く価値の無い情報です。話す価値すらありません。
B2さん「先週かな?ピュアゴールドでプロモやってた。」これも価値の無い情報です。
B3さん「来週月曜日。セーブモアでプロモだって。」これが価値のある情報です。

私達コンサルは常にB3さんのような情報を持ち続けなければなりません。
干からびた情報ではコンサルタントは出来ないのです。
こういった情報を収集するために、時間と労力とお金を使っているのです。
ですから当然報酬を貰わなければ、やっていけません。

また、自らの経験を売るわけですが、この経験には長い年月が掛けられています。
例えば僕のフィリピンにおける経験ですが、およそ15年の経験があります。
この経験の価値を、単純に生活費の積算で考えた場合、
30,000ペソ X 12ヶ月 X 15年 = 540万ペソ の価値が有るのです。
(30,000ペソは過去記事フィリピンの生活費から)

実際はこんなものじゃ無いでしょうが、仮に生活費だけ見ても、僕の15年の経験には1,000万円以上の金額が掛かっているのです。
この15年の経験を、お客様は数回のコンサルで取得できるのです。
もしコンサルを受けなければ、15年と1,000万円掛けて自ら経験しなければならないのです。
ですから、この経験に対する対価を頂くことは、正当な報酬を得ていることなのです。

<お金を貰う意味>

そしてお客様からお金を貰うということは、責任が生じるということになります。
お金を貰わないということは、情報に対して責任を負わない、情報に自信がない、ということなのです。
嘘の情報や曖昧な情報ではお金は頂けないのです。
ビジネスとして成り立たせるためには、
「正当な報酬を得て、適正な税金を支払い、適正な儲けを得る為に行う事業」
でなければなりません。
そしてもうひとつ忘れてならないことは
「お客様に価値のある情報を責任をもって提供する。」
ということです。

コンサルタントと井戸端の相談は全く異なものなのです。


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