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フィリピンに来る前に知っとこう!<銀行送金編-PNB>

今回は、PNB(フィリピン国立銀行)を使った送金方法です。


PNB:Philippine National Bankは通称PNB(ピーエヌビー)と呼ばれ、フィリピン国内に約330の店舗を構える、業界7番手の銀行です。資本は国から出てますので、国立銀行と呼ばれます。

日本には東京支店(港区三田)と名古屋出張所(中区錦)があります。
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まずは、一般の銀行為替業務から説明します。

送金登録

銀行系では、依頼人情報と受取人情報を事前に登録します。
PNBでは、東京または名古屋の店頭で登録する方法と、メールでする方法があります。
メールの場合は、上記Webサイトから「外国送金事前登録 / 送金依頼書兼告知書」をダウンロードし、本人確認書類を添付して登録します。

登録が終わると、会員番号が発行されます。


送金の種類

  • フィリピンのPNB本支店口座への振込
  • フィリピンのPNB本支店窓口での現金受取
  • フィリピンの他行への振込
  • D2D(ドアツードア)現金配達
  • GFCカードへのリロード
  • OFM貯蓄口座への振込

PNB本支店口座振込は、午後3時までの入金分は即日、それ以降の場合は翌日に引き出せます。

フィリピン他行への振込は、ペソ口座のみ可能で、翌営業日に引き出せます。
また、当該銀行から手数料を請求される場合もあります。

D2D(ドアツードア)は、メトロマニラ圏では24時間以内に配達されます。
その他の地域では、2~3営業日以内に配達されます。
海外送金手数料は、500円上乗せされます。(2,500円)

GFC:Global Filipino Card は、銀行ATMで使用できるロード型の現金引き出し専用カードです。
カードは、PayLink POS端末で購入出来ます。
入金は、海外からの送金のみ。(月額10万ペソまで入金可)
引き出しは1日40,000ペソまで、月100,000ペソまで。
フィリピン人用です。
出稼ぎ父さんが、家族に生活資金を与える場合に有効の様です。

OFM貯蓄口座は、維持費用の要らない口座です。
Oversea Filipino Workers の略ですから、これもフィリピン人用です。
24/7 ATM access thru PNB, MegaLink, BancNet and ExpressNet ATMs nationwide.(年中無休で国内ATMから引き出せます。)
引き出し制限額は無く、高額の場合はPNB窓口にて引き出せます。


送金資金の入金方法と限度額

  • 東京・名古屋PNBの窓口で入金(基本限度額無し)
  • 銀行振込(原則として100万円まで)
  • 現金書留(50万円まで)
窓口で入金する場合は、身分証明を忘れずに携帯しましょう。
営業時間は、月~金の午前9時~午後3時と、日曜日の午後10時~3時です。
土曜日と日本の祝祭日はお休みです。

銀行振込は、自分の登録した支店・出張所の指定口座に振り込みます。
PNB東京支店
銀行名 みずほ銀行 - 神谷町支店
口座番号 2467369
口座名義 Philippine National Bank Tokyo Branch
口座種別 普通口座
PNB名古屋出張所
銀行名 みずほ銀行 – 名古屋中央支店
口座番号 8062876
口座名義 Philippine National Bank Nagoya Sub-Branch
口座種別 普通口座

振込が完了したら、メールかFAXで送金依頼書兼告知書をPNB支店・出張所に送ってください。
これを忘れると、送金手続きが遅れます。最悪送金キャンセルもあります。
振込手数料は、本人負担です。

現金書留は、送金依頼書(サイトからDL)と本人確認書類のコピー、現金(送金金額+2000円)を入れて、登録した支店・出張所へ送ります。
現金書留の場合、50万円が限度額となります。(送金額は498,000円)

限度額はありませんが、外国為替及び外国貿易法の規定で100万円を超える送金は、別途通関に申告が必要になります。
窓口でご相談ください。(送金資金源と送金目的の確認書類を提出するはずです。)

その他の方法

Postal Link

郵便貯金との提携カードを使用しゆうちょATMを使用して送金する方法です。

登録は、
申込書>>ここをクリック>>に必要項目を記入し、PNB東京または名古屋に郵送します。
PNBで送金登録を済ませ、登録番号のある人のみ申し込みができます。
書留郵便で、登録した住所にゆうちょ送金カードが届きます。
全国のゆうちょATMから、送金できます。(振込手数料は本人負担です。)

利用上限額はありません。
ただし、10万円を超える金額を初めて送る場合は、PNB所定のRMR(送金依頼書)と共に、本人確認書類のコピーの提出が必要です。
また、100万円を超える金額を送る場合は、資金原資および送金目的を証する資料の提出が必要です。
海外送金手数料は、
3万円まで750円。
100万円まで1,500円。
100万円以上2,000円。

午前11:30までの手続き完了で、即日送金処理され、
それ以降は、翌営業日に処理されます。

受取人1人につき1枚のカードが必要で、最大5人分5枚まで発行できます。
6人目からは、1枚につき500円の発行手数料が必要となります。

受取は、下記が可能です。

  • フィリピンのPNB本支店口座への振込
  • フィリピンのPNB本支店窓口での現金受取
  • GFCカードへのリロード

みずほ仮想アクセス(Mizuho Virtual Access)

みずほ銀行の仮想口座を使用することで、入金情報をPNBにメールやFAXする手間を省略できます。

使用するには、
申請書>>ここをクリック>>に必要事項を記入し、
メールで送信。(窓口に提出しても可)
仮想口座の詳細が返信されます。
この仮想口座に、銀行ATMから入金するだけ。
何度でも使用できます。
非常にシンプルです。

利用上限額はありません。
ただし、10万円を超える金額を初めて送る場合は、PNB所定のRMR(送金依頼書)と共に、本人確認書類のコピーの提出が必要です。
また、100万円を超える金額を送る場合は、資金原資および送金目的を証する資料の提出が必要です。
海外送金手数料は、
3万円まで750円。
100万円まで1,500円。
100万円以上2,000円。

午後3:00までの手続き完了で、即日送金処理され、
それ以降は、翌営業日に処理されます。

受取は、下記が可能です。

  • フィリピンのPNB本支店口座への振込
  • GFCカードへのリロード

※当記事は、正確を期してはおりますが、詳細はメトロバンクにてご確認することをおススメします。




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