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第6世代移動通信システムの人体実験?

第6世代移動通信システムの人体実験がフィリピンで行われているらしい。
NTT DOCOMOがついに第6世代移動通信システムの人体実験に踏み切った模様。

第6世代移動通信システムは、体内内蔵型移動通信システムと呼ばれ、
超小型の通信機を副鼻腔孔内に埋め込み、
骨振動を用いて通話する仕組みだそうだ。

後頸部に充電端子を設置し、専用枕で睡眠時に充電するらしい。
また充電端子のやや下にマイクロSIMカードスロットがあり、
基本的にはSIMフリーとなるそうだ。

専門家筋によると、電磁波の脳・血流・心拍への影響が計り知れず、現段階では実現不可能。
もし実現されれば、「携帯電話」という概念が根底から覆される事になるだろう、との事。

ところがDOCOMOがフィリピンで人体実験を開始したという情報が巷で囁かれている。
1ヶ月30,000ペソの報酬で、6ヶ月のCBTとのこと。
毎週の検診と、月一回のSOFITEL PHILIPPINE PLAZA MANILA内のDOCOMO事務所への報告が義務付けられている。

なんとその実験体を今日MRT車内で見てしまったのだ!

始発のTAFT駅で座席に座り、スマホでキャンディークラッシュをプレイしていた。
Magallanes駅で結構な人数が乗り込んできて、更にAyara駅で満員状態に。

そしてAyaraでオイラの斜め前に立った年の頃48才位のおやじが、おもむろに携帯で話し始めた。
「今MRT。・・・・・ああ大丈夫。・・・・・うん、うん。」なんて感じで結構でかい声。
「・・・・・それはリナックスを使えばいいんじゃないか?この前説明しただろう?・・・・・・」
しばらくリナックスの説明らしき話が続く。

「いやリナックスがダメなら、俺が新たに開発するって言っただろ・・・・・・」
お、話デカイね。チラッと見ると小太りの冴えないオヤジ。

「開発して商品化すればかなりの金額が入ってくるし。・・・・・・・」
ん?待てよ。
オヤジ、イヤホンもマイクも無くねえか?ってんでもう一回チラ見。

「うん、うん。・・・・・・で事務所の方はどうなんだ?・・・・・・・・」
やっぱり無い。今度はガン見。無い無い無い、何にも無い。

あぁぁぁ、これが先日聞いた6Gの実験体か。
こんな、Baby care 10本も下げた風采の上がらないオヤジが実験体とは。

で、オヤジ、オイラがガン見してるんで、気まずくなったのか、
「おお、気をつけて。」って電話切った。

今、耳触ったので電話切れたのか?
それともその前の腕で鼻のあたりに触れたのがそうか?

しばらくしてオヤジ、胸ポケットからショボイ携帯電話をだしてテックスを始めた。
そうか、6Gの難点はテックス出来ないのかぁぁぁ。

注)この記事は、MRT内で実際に居たオヤジから発想を得て創作したフィクションです。
  文中の団体・企業名は実在の団体・企業とはなんの関係もありません。
  ただしオヤジの会話、あたかも携帯で話している風の描写は、事実です。

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