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海外生活 chap.6

前回は貨幣価値についてまとめてみました
多分にオイラの私見ではありますが日本の10,000円は、ここフィリピンでは50,000円相当の価値があるという結論でした
今回は食料品の物価についてまとめてみたいと思います


野菜の物価














野菜は相場変動が激しいので、一概に比較はしづらいのですがそれでも傾向は見えます。
まず、ナス科を除く外来品種は高く、白菜・キャベツなど高原野菜も高い。
対して、地場野菜は安く、外来種でもナス科の品種は安い。
特筆は、輸出品のオクラと、料理の使用頻度が高いニンニク。
全体としては、野菜の物価は日本とそう変わらないかな。


果物の物価



果物は主要輸出品目ではあるが、相対的には高いイメージ。
ここに載っていない、ランプータンやランソーネス、マンゴスチン、ダランダンなどローカルの果物もあるが、それほど安いとは言えない。
輸入品のオレンジは日本と同額で高級品。リンゴは中国産の「なんちゃってフジ」なんかが出回っているがこれも高級品。
スイカは安くて味もそこそこ。
全体としては、果物の物価は日本より若干高め。


生鮮品の物価











生鮮品は日本が安いので、フィリピンには不利に。
※1のティラピアは、フィリピンでは最もポピュラーな食品だが、日本ではスズメダイなどという商品名で観賞魚。値段は稚魚の値段。
牛肉は品質的に比較の対象にはならないが、敢えて入れてみました。
豚肉・鶏肉がフィリピンでは主流で、魚は総じて高め。
カツオやカマス、イボダイ、太刀魚、イワシ、アジなども見られるがP250~P400といったところで、安くはない。そのうちまとめてみます^^;
全体としては、生鮮品の物価は日本よりやや高め。


調味料の物価












調味料は輸入品が多いせいか、ほぼ高め。
オイスターソースや料理酒に至っては、日本のほうが安い。
もっとも一般家庭ではほぼ使われないので、何とも言い難いが。
一般家庭の調理では、塩、現地の醤油(Toyo)、砂糖で味付けは完了。これにマジックサラップやギニサミックスといった風味調味料を足す場合も。その他の特徴としては油多用、ニンニク多用、カラマンシーという小柑橘多様。
前述のToyoに、カラマンシーを絞り、赤唐辛子を刻んで、酸っぱ辛いソースを作り、何にでも合わせて食べる傾向も。
全体としては、調味料の物価は日本より高め。


加工食品等の物価














加工食品、粉、米・油、嗜好品、日配品などをまとめて表にしましたが、これらも総じて高め。
さすがに主食のお米は安いが、スパゲティーは高級品で、お誕生日とかの特別な日の献立扱いだし、小麦粉は日本が安すぎ。
牛乳やココアなど輸入品は高い。
全体としては、この分野も物価は日本よりやや高め。

総評

食料品全品目の平均が4.2倍と、日本よりも若干高め。
もっともデフレの日本との比較なので、フェアでは無い気がするが^^;
しかし外食した場合は、フィリピンP40に対し日本Y500とずいぶん差がつく。
これはやはり、初期投資額・人件費・賃貸料などに起因するのかな。

料理のレパートリーはとにかく少ない。そして野菜を食べない。
栄養バランスなんて言葉は無いに等しい。
調理も油(主にパームオイル)を大量に使用し、必要以上に熱を加えるので、豚肉など噛み切れないほどカッチカチ!あんまり体に良くないねぇ。
今後健康食と食育が必要なフィリピンですね。




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