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海外で上手に生きてみよう!

フィリピンで上手に生きるコツは?


今回はフィリピンで安全かつ快適に生きていく方法を探ってみます。
他国での海外生活でも活用できるかと思いますので、ご一読ください。

<フィリピンに居る日本人の典型>

まずは反証として、フィリピンで生活する日本人の典型を検証してみましょう。
  1. お金持ち気分に浸っている
  2. フィリピン人を見下している
  3. フィリピンに対し、不平・不満を常に抱えている
  4. タガログ語(現地の言葉)が喋れない
  5. 自分じゃ何もできない
  6. 家族以外と親しくしない
  7. 現地の料理を食べない
  8. すぐにお金を渡す
大まかに言ってこんな感じじゃないしょうか?

1は、『海外生活 Chap.1』でも話しましたが、日本とフィリピンの経済格差で、円の威力は5倍になります。
例えば、20万円を毎月の生活費とすると、フィリピンでは100万円相当の生活ができるという事です。
日本での20万円生活って、どちらかと言えば「中の下」程度の生活ですよね?
でも100万円の生活は、「上」の部類に入ってきます。

フィリピンに来ただけで、にわかにこの生活が手に入るのです。
そうすると、大抵の人が勘違いします。「俺って金持ち?」
そしてそれが行動や態度に現れます。
いわゆる「成金」って奴です。大抵の場合、他人に嫌われています。
あなたは、こうなっていませんか?

こういう方は、一度日本と同じレベルの生活として、20万円/5=4万円(2万ペソ)で一か月生活してみましょう!
フィリピンの「中の下」の生活が体験でき、そういう生活をしている人の気持ちがわかるでしょう。


2は、生得の感覚なのでしょうか、教育のせいなのでしょうか?
とかく日本人は、差別的です。人種の序列をつけています。
白人→日本人→東アジア系・インド人→アラブ系・ラテン系→東南アジア系…黒人怖い@@
思い当りますよね?
そして、どの人種でも「お金持ち」だと日本人と対等かそれ以上にランクアップします。

正直、僕だってこの感覚は未だ消し去れていません。
でも、極力こうしない様に、まず『同じ人間だ』という風に考えるように、常に気を付けています。


3は、多少の不平や不満ならば仕方ないと思います。
しかし、制度や体制、政治、経済すべてを頭から否定し、不平や不満を述べるのはどうなのでしょうか?
日本に比べ、確かにフィリピンは遅れている部分、足りない部分があります。
しかし、ここで暮らさせてもらっている以上は、その不足の中で生きていくべきではないでしょうか。

他者を否定するよりも、まず自分が変わること、これが上手に他者と付き合う方法です。
フィリピンの文化や風習、歴史をまず知った上で、そこに自分をどうアジャストするか、アジャストできるか、これがキーになると思います。


4は、非常に重要です。
全てのコミュニケーションは、言葉を介して為されているといっても過言ではありません。
そのコミュニケーションツールがなくて、一体どう現地で生きていくのでしょう?

言語の取得は、勉強し努力する以外に方法はありません。
「そんな言葉覚えても、国際社会で使えない。」なんて言う人もいます。
僕からすれば、ただの言い訳にしか聞こえません。
努力することが嫌なだけです。覚える気持ちがないだけです。
こんなこと言う人は、大抵英語すらしゃべれません。

では英語が喋れれば良いのでしょうか?
確かにここフィリピンでは、英語でコミュニケーションが計れます。
コミュニケーションは計れますが、心情的にはどうなのでしょうか?

「よそ者」感は消え去りません。
日本にいた時に、外国人が一所懸命日本語をしゃべっている姿に親しみを感じませんでしたか?
フィリピン人だって、同じです。
自分たちの言葉を喋る外国人に、親しみを覚えるはずです。
まず、「マガンダン、ウマガ(おはよう)」「コモスタカ(元気)?」「サラマッポ(ありがとう)」だけでも良いです、喋ってみましょう!


5は上記に起因するケースが殆どです。
言葉が喋れないから、すべて人任せ。
入国管理局の申請、運転免許の申請、各種届出、下手すると銀行の入出金すら人任せです。
その癖、制度の批判だけはします。
そんな外国人、あなたは好きになれますか?


6も4に起因するケースでしょう。
言葉が分からないから、自分の言っている事を理解してくれる人以外と付き合えない。
付き合わなければ、親しくもなりようがない。
親しい人がいないから、和の広がりようもない。
人恋しいから、夜の街に繰り出す。そしてそこで経験した事がフィリピンだと勘違いする…
永遠に負の連鎖が続きそうなので、この位にしておきます^^;


7は2に起因するのでしょうか?
大抵のそういう人は、「こんなもの喰えるか。」などと言います。
おそらく日本で毎日さぞ素晴らしい食事をしていたのでしょう。
日本に居て、黙って出されれば「フィリピン料理」だなんて分からないくせに、です。
「バロット(半分育ったゆで卵)」だとか「ディヌグアン(豚の血で煮た料理)」とか特殊なものが食べれなくたっていいです。
現地料理を食べる事、すなわち現地の文化を受け入れる事なのです。


8を滅多矢鱈にする人がいます。
ちょっとしたことで、直ぐにお金を渡す。
本人はチップのつもりなのでしょうが、人の親切にまでチップを払うのは、失礼です。
お金でケリをつけている様な、受け取り方をされます。
そして一度それをすると、相手も割り切ってお金の為に親切を売るようになります。
これは良い人間関係とは思えません。
親切には、親切で。
心のこもっていない感謝の印では、人の心は動きません。

また、長くなってしまいました。
つづきは次回で。

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