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続・海外で上手に生きてみよう!

フィリピンで上手に生きるコツは?の続きです。

前回は、反証として現地で上手くいかない日本人の典型を揚げてみました。
一言でまとめると、「郷に入っても郷に従わない。」これに尽きると思います。
日本人という「我」が強すぎて、まわりに合わせる事が出来ないのです。
純粋に人間という立場に戻った時に、彼我でいったい何が違うというのでしょうか?


<異文化を理解する>

フィリピン(外国)と日本では、風習も習慣も文化も宗教も違います。
そうした違いを認識したうえで、フィリピンで上手に生活するにはどうすべきでしょうか?
また、違いを認識し理解するには、どうしたらいいのでしょうか?

まず、統計学的に無作為抽出の必要最低限のサンプル数は2,000と言われています。
単純にこれを当てはめると、風習・習慣・文化・宗教の違いを知るには、2,000人の意見を聞くべきという事になります。
一日一人と新たに知り合ったとしても、5年と6ヶ月掛かることになります。
異文化を本当に理解するためには、5年以上かけて2,000人と知り合うべきでしょう。

では大体2,000人というのは、どの位なのでしょうか?
小学校で知り合ったのが、120人位。先輩後輩を足すと、200人位。
中学校で知り合ったのが、小学校の重複分を引いて、先輩後輩を足して300人位。
高校で知り合ったのが、小中学校の重複分を引いて、先輩後輩を足して350人位。
大学で知り合ったのが、先輩後輩を足して、150人位。
ここまでで、1,000人位です。
2,000人というのは、この倍です。

この人数と知り合い、言葉を交わし、初めて異文化というモノが理解できるのではないでしょうか?
しかしあまり現実的では無いですね。
ではどうするかと云うと、まさに今読んでいる様なブログやWebサイトで情報収集をします。
インターネットは時間を短縮してくれます。
。 5年以上かかる情報収集が、数ヶ月で出来てしまいます。

しかし、一つ問題があります。
インターネットでは、非常に偏った情報をつかんでしまう可能性があることです。
Wikiや知恵袋などは、比較的公平中立な意見が得られるでしょうが、
ブログやツイッター、SNSなどは偏った意見が、偏在します。(均在していません。)
ですから、左寄りの意見を読んだら、次は右寄りの意見を、
上寄りの意見を読んだら、下よりの意見を、
という感じで、出来るだけ自分の見方が偏らない様に、しかも中立軸を持てるように、
探して読むことが大事かと思います。

こうして、異文化を理解したうえで、更に200人位の人と知り合えば、自ずとわかってくると思います。
そして、これをクリアする頃には、あなたも異文化のよき理解者として、その中でしっかりとアイデンティティを築いてることでしょう。
その際は、前回の上手くいかない日本人にならない様に、自分を戒め「郷に入っては郷に従う。」の精神を忘れないでください。

<まとめ>

フィリピンや外国で、安全かつ快適に過ごす一番の近道は、
その社会の中に、完全に自分の居場所を作る事です。
それも、日本人としてではなく、よき隣人として。
現地の人に「そういえば君は日本人だったんだよね。」
なんて言われたら、もうあなたは立派な隣人で、
近所の人や周りの人が、あなたのファイヤーウォールとなってくれるでしょうし、
沢山の親切を受け、離れがたくなることでしょう。

折角日本という殻から飛び出しのですから、その先で自分の殻に閉じこまらずに、大いに羽ばたいてみましょう!



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