諸外国、色々な文化があります。
その中で生活に根差した部分での相違は、知らないとちょっと戸惑ってしまうものです。
フィリピンでのそういった点を、随時まとめていきたいと思います。
今回はトイレ編です。
トイレ(小)
トイレの様式の差は各国で本当に差があります。最近の日本のトイレは、多機能過ぎて逆に戸惑う場合も。
トイレ先進国の日本からすると、フィリピンあたりはちょっと信じられないかも…。
まず小便器ですが、とにかく設置位置が高い!
大体床上65㎝~70㎝位の位置に、設置してあります。
平均的に身長の低いフィリピン人が、届くのかってくらい高いです。
これは、おそらくアメリカ文化の影響で、小便器を設置する事になったのでしょうが、
その際、いわゆるアメリカンサイズをスタンダードにしてしまったためと思われます。
アメリカ人の白人の平均身長が178.5㎝、股下が約90㎝位。
日本人の平均身長が171.6㎝、股下が約82㎝位。
フィリピン人の平均身長が163.1㎝、股下が約76㎝位。
左の図のような感じになります!
着地点が近すぎて、何だかお釣りがきそうです^^;
改善すれば?と思うのですが、建築士に聞いたところ、この高さが『撥ねない高さ』と思い込んでいるので、改善は無いようです。
ちなみに子供用には、低いのが設置してあります。
トイレ(大)
モールなどの商業施設でも、紙は用意されていません。
大抵入口の所に、自販機がありますが、壊れてて使えないことが多いので、
WatsonsやMercuryといったドラッグストアで、用意していく方が無難です。
「Please throw your tissue in the trash can」とか
「Don't throw paper towels in toilet」とか書いてあります。
左は、某ラーメン店のものですが、
日本語直訳過ぎ^^;
これ韓国やラテンアメリカもそうですが、トイレ後進国に多いパターンですね。
一般の住宅に行くと、便器の脇に散水に使うようなホース付きのノズルが設置してあったりします。
これは、ウォシュレットと同じ要領で、おしりを洗いうものです。
結構な勢いがあって、服とか濡れてしまうケースが多いので、気を付けてください^^;
ちなみの僕は、ズボンパンツ全部脱いで、フックにかけておきます。
もう少し低いレベルの住宅に行くと、バケツに水が汲んであり、手桶が設置してあります。
そういう所では、手桶に水を汲みおしりを洗います。
では、洗った後の濡れたおしりはどうするのかって言うと…
ティッシュがある場合は、それで拭く。
無い場合は「すぐ乾くので気にしない」そうです^^;
日本人にそれは耐えられないでしょうから、おしりふき用のティッシュとウェットティッシュを併せて用意しておくことをおススメします。
一般の街中の飲食店などでは、便器に便座が無かったりするので、男性の小は良いとしても、女性および男性の大は出来ないものと、思って下さい。
なので、トイレはモールとかで見つけた時に済ませておく方が無難です。
どうしてもの時は、空中椅子の要領で用を足す以外にありません…
今回はフィリピンのトイレ事情をまとめてみました。
>>フィリピンに来る前に知っとこう!<お風呂編>>>も見ておく。
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