前回は食品の物価についてまとめてみました
食料品全品目の平均が4.2倍と、日本よりも若干高めでしたね
今回はフィリピンの小売りの形態についてまとめてみます
前回の食品の物価について誤解のないように言っておきます。
日本より高めというのは、経済格差を考慮したうえで、一般家庭の家計の上で高めという事です。
日本人が日本の経済感覚で、フィリピンで食事をすれば、請求を見た瞬間「うおー!安い!」と思わず言ってしまいます。
だってわずか1/5の値段ですからね。
フィリピンの小売り
フィリピンの小売りは日本とはだいぶ違います。
- Sari Sari Store(サリサリストア)
- Palengke(パレンケ)
- Wet Market(ウェットマーケット)
- Convenience Store(コンビニ)
- Super Market(スーパー)
- Whole Sale Market(ホールセールマーケット)
- Membership Market(メンバーシップマーケット)
- kalsada stall(カルサダストール) kiosk(キオスク)
- makeshift stall(メイクシフトストール) food cart(フードカート)
1.Sari Sari Store(サリサリストア)
コンビニというか雑貨屋というか駄菓子屋というか…
とにかく街の至る所にあって、駄菓子やジュース、携帯のプリペイドロード、タバコ、缶詰、石鹸、シャンプー、洗剤等々生活用品一式売ってます。
P100(Y50)以上の高額商品はほとんど置いてません。
すべて口頭で注文するので、初心者は買いたい物をメモしていくと良いでしょう。(檻があって中に入れません。)「パビリポー」と言って店員を呼びましょう。
2.Palengke(パレンケ)
まぁ、市場ですね。
日本じゃほとんど見られない形態で、強いて言えば能登の朝市とかが、一日中やってる感じです。
値段はほとんど表示していないので、一々聞きます。
「マッカァノ?」と聞くと「キンセ(15)」とか言われちゃうんで、「ハウマッチ?」と聞いた方がいいかも?
でもタガログ語で聞いた方が安いです、反射的に答えるので(笑)
3.Wet Market(ウェットマーケット)
以前Wet MarketとPalengkeの違いが判らなかったのですが、どちらも基本は公共市場です。Wet Marketは、Palengkeの一種で、その名の通り水で洗浄できる設備が整っている市場を指します。
衛生上の問題ですね。
Wet Marketだけの所もあるし、Palengkeに付属して設置されてる所もあります。
鮮魚や精肉を扱う店は、ほぼWet Market内にあります。
屋根付きですが、暑くてくさい…
肉などは塊で売られてますので、「ペギンイサンキロ?(1キロくれる?)」とか言えば、切り分けてくれます。
500g欲しい時は、「ファイブハンドレッドグラム」と言っても通じないので、「カラハテキロ」と言いましょう。
右はWet Market内の八百屋さん。
4.Convenience Store(コンビニ)
セブン、ミニストップ、ファミマと日本のコンビニが席巻しています。
その他にもガソリンスタンドに付随した形で、ローカルのコンビニもあります。
特徴はほとんどの店にイートインがあるところでしょうか?
値段はやや高めですが、やっぱり便利です。
最近は日本のビールとかも売ってます。
ちょっと長くなったので、つづきは 「海外生活 chap.7-2」で。 >>海外生活 chap.7-2へGO>>