フィリピンに来る前に知っとこう！＜国際送金編＞

今回は「国際転送」についてまとめてみます。


フィリピンで生活をするにあたり、モノを日本からフィリピンに送る必要性も出てくるかと思います。
「お金」「衣類」「生活用品」「食品」「文書」etc...
今回から数回に分けて、これらの「国際転送」方法をまとめていきます。

お金の転送

一般的には「国際送金」が正しいかと思います。
英語だと International remittance とか International money transfer とか言います。

日本だと国際送金など一生に一度も経験しない人が大多数ではないでしょうか？

一方、フィリピンは他国に比べ、国際送金に関しては非常に発達しています。
国外出稼ぎ労働者が、フィリピンの主要産業と言われるくらいですから、
当然国際送金は非常に大事なインフラです。
街を歩けば、右にも左にも、至る所に国際送金所があります。
（正しくは「国際送受金所」でしょうか？）

今回はこのうち、もっともポピュラーな　WESTERN UNION　を紹介します。
ウエスタン・ユニオンはアメリカ・コロラド州を本拠とする、
全世界200カ以上の国と地域の42万ヶ所を超える取扱店で、
迅速で確実な送金サービスをご提供する、
世界最大手の国際送金会社です。


日本では、
送金・受金共に可能な正規取扱店が、
東京で73店舗、大阪で14店舗、愛知で17店舗、福岡で7店舗をはじめ
全国140ヶ所以上。　>>検索はココから<<
 　　　主な取扱店↓（リンクはしてません。）

また、可能なのは送金のみですが、セブン・ファミマでも扱ってます。

	セブン銀行　（ATM17,000台とネット/モバイルバンキング）
	Famiポート　（ファミリーマートに設置の専用端末：全国約8,800ヶ所）

（↑ロゴクリックで各社インフォーメーションにリンクします）

利用方法はいたって簡単。

＜フィリピンに送る場合＞
取扱店に行き、所定の用紙に必要事項を書き込みます。
または、WUのサイトから依頼書をダウンロードし記入後、取扱店へ行きます。　>>依頼書DL>>
（一番上の黒枠の部分と、中の緑枠の部分を書き込みます。）

身分証明書を提示し、送金金額＋手数料を支払い、
送金金額(予想受取額)と10桁の送金管理番号 (MTCN)を、送金相手に伝えて完了です。

＜フィリピンで受け取る場合＞
取扱店に行き、所定の用紙に必要事項を書き込みます。
または、WUのサイトから依頼書をダウンロードし記入後、取扱店へ行きます。　>>依頼書DL>>
（一番上の黒枠の部分と、下の黄枠の部分を書き込みます。）

送金者から送られてきた、送金金額(予想受取額)と10桁の送金管理番号 (MTCN)を、書き込みます。
受取りの際は以下が必要です。

• 送金人の氏名(姓・名のローマ字表記です)
• 送金元の国名（Japanですね）
• 送金金額(予想受取額)
• 送金管理番号 (MTCN)
• 本人確認書類（パスポートでOKです）

で、お金を受領して、受取りにサインしたら完了です。

WESTERN UNIONは、オンライン送信なので、早ければ送金後2～3分で受金できます。
というか、日本から送ってもらった場合、

送金金額と送金管理番号がくる頃には、受取り可能です＾＾

しかも

円で送ってペソで受け取るとか（日→比の場合）、

ペソで送って円で受け取るとか（比→日の場合）、為替業務もしてくれます。（レートは悪いですが^^；）

注意事項は、

氏名のローマ字表記が、受金者が持参する身分証明書の表記と一致する事が必要です。

日本人の場合だと、Shinzou Abeなのか　Abe Shinzouなのか程度ですが、

フィリピン人の場合は、Benigno Simeon Cojuangco Aquino IIIなのか、Benigno C. Aquino IIIなのか、はたまたBenigno Simeon C. Aquino Jrなのか、それとも他の表記なのか、もう滅茶苦茶です＾＾；

出来れば、持参する身分証明書を写メしてもらったりするのが無難です。

最悪受け取れない場合があるので、十分に気を付けてください。

受け取れない場合は、送金者がもう一度取扱店に出向いて、手続きのし直しです。

慣れてしまうと非常に便利です。

ちなみに、送金限度額は、一回の送金につき、１００万円までです。

国際送金　FAQ集は　>>こちら>>

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